先日多くの企業で2022年3月期の決算発表と、2023年3月期の業績見通しの開示がありました。

業績見通しに関しては、企業ごとに傾向があって、中には毎回、保守的な見通しを立ててその後に上方修正をかけていく企業もあれば、営業目標を社外に開示しているかのような高い目標を掲げて毎年下方修正をするような企業もあります。

私個人としては、業績見通しに関して、楽観的でも保守的でもなく、その時点で最も可能性の高い予測を開示してもらいたいと思っています。

業績見通しの上方修正の開示自体は嬉しいのですが、それが想定外の事業によるものではなく、単に期初に保守的な業績見通しの開示を行っていたことによるものなのであれば、その時点で投資家は保守的な開示によって株価下落という影響を受けていますので、メリットばかりではありません。

保守的な見通しを立てる企業、毎回正確な見通しを開示している企業、どちらが望ましいか好みが分かれるところかと思いますが、対象企業の直近3~4年間の開示を見たらその企業の「性格」が見えてきます。

少なくとも強気の開示をして毎度下方修正を繰り返す企業はそこであぶり出せると思います。

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