先日、保有していたSharing Innovations (4178)という銘柄を損切りしました。
2023年12月期の第三四半期決算にて通期業績見通しの下方修正を発表したことによるものです。
売上高自体は前年同期比19%増と高成長を継続していますので、継続保有するという選択肢もあったのですが、私は同社のIR姿勢にも問題を感じましたので今回は手放すことにしました。
今回の下方修正理由はセールスフォースの導入支援(クラウドインテグレーション事業)の売上が想定よりも伸びなかった一方で、新卒採用を予定通り実施したことによる減益と発表していますが、第二四半期決算時点では、同社はそのことを一切触れていません。
第三四半期に急激に悪化したのならそれも問題ですが、第二四半期決算時点でそうした課題を認識していたならその時点で投資家に開示してほしかったと思います。
なお、同社は前年度も通期業績見通しを上方修正したのちに、通期決算の着地時点では上方修正した業績見通しをさりげなく下方修正しています。
私は決算書を細かく読み込まずに決算短信や決算説明資料だよりに投資していますので、IR姿勢に難のある企業に対しては信頼も愛着も持てません。
なお、同社への再投資に関しては絶対ないとは言いません。
まずは同社が第三四半期決算説明で触れている事業構造改革により、業績が反転するかを見てからになると思います。
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IR姿勢に難ありは、強く共感しました。社長がTwitterで個人投資家向けにも発信もされていたので残念です。
改革により業績が上向いても、このIR姿勢は変化しないのでは?と考えてしまい、再投資に二の足を踏みそうです。