最近、マスコミでは「インフレによって景気の実感が伴わない一方で株価が上昇している」と取り上げられることが増えています。
預金だけではインフレで実質的に価値が目減りするため、我々もインフレ対策を取るべきだという論調です。
インフレ対策としてよく挙げられるのは株式、不動産、外貨です。
この中で不動産については、東京都内のマンション価格が平均で1億円を超えるともいわれ、一般の人が現物として容易に購入できるものではありません。
そのため、不動産を証券化したJ-REITについては、今後ますます見直されると考えています。
こうした観点から、私は確定拠出年金の運用先に約30%をJ-REITとして組み入れました。
不動産そのものがインフレ対策になる側面と、インフレ対策資産として物色されることで値上がりが見込めるという二つの面を意識しています。
また、私は投資元本250万円で株式投資を始めて以来、サラリーマンとしての給与収入を純金積立以外の投資には回さず、基本的には預貯金として積み上げてきました。
そのため預貯金が相応に積み上がっていましたが、昨年マンションを購入したことで手元の現金は一部減少しました。
それでもなお、すぐに使う予定のない現金が2,000万~3,000万円残っています。
証券口座の買付余力としての現金は、投資の売買タイミングを計るうえで重要と考えているため問題視していません。
しかし、生活資金としても投資資金としても当面使用予定のない現金については、インフレによる目減りリスクにさらされています。
そのためいまは、必要なときに換金しやすく、預金金利を上回る利回りが期待できる運用方法を模索しています。
今後は、保有資産全体としてインフレ対策を講じていきたいと考えています。
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