「割安成長株」の定義について

私の場合、「割安成長株」とは、売上高・営業利益が直近2~3年および今期見通しにおいて毎期2桁成長しており、さらに株価指標であるPERが今期予想ベースで15倍以下の銘柄と仮置きしています。

ただし、年率10%前後の成長では「成長株」と呼ぶにはやや物足りないため、なるべく毎期20%前後の売上・利益の伸びを示す銘柄を選定しています。
その条件に合致すれば、PERが15倍を多少超えていても20倍未満であれば投資対象とするなど、基準は設けつつも最終判断は柔軟にしています。

3月期決算銘柄の場合、例えば来年1~2月になれば2026年3月期の予想1株利益だけでなく、2027年3月期の予想1株利益も勘案して割安度を判断します。
ただし、基本的には「2~3年後にPER基準を満たすから」という理由で妥協して投資することはありません。

なぜなら、そのような判断を入れると自分の投資尺度に合わない銘柄を選ぶことになり、過去の経験上、妥協して購入した銘柄のパフォーマンスは芳しくなかったからです。

現時点で割高と感じる銘柄については、買える理由を無理に探すのではなく、株価が自分の基準に合う水準まで下落するのを待ちながら、他の投資尺度に合う銘柄を探すのが望ましいと考えています。


記事へのコメントはX(Twitter)の記事更新の投稿のリプライにお寄せください。
株のブログランキングはこちら↓応援お願いします!
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
スポンサードリンク