私は中長期の株式投資を手掛けていて、特に「ストック型ビジネス」を手がける企業を好んで投資対象としています。
理由は、今後2〜3年程度は高成長が続くと見込める銘柄に投資したいからです。

天候や景気動向、ヒット商品の有無に左右されやすいビジネスは、中長期の成長を見通すうえで不確実性が残ります。
一方で、ストック型ビジネスのように一度契約を獲得すると一定期間にわたり売上が見込める事業は、2〜3年先の姿を描きやすい特長があります。

ストック型ビジネスにもさまざまな形があります。
企業間の契約を積み上げる形であったり、個人向けの定額課金(サブスクリプション)、電気・ガスといった公共サービス、割賦販売などが代表例です。

小売業でも、積極出店によって店舗数を伸ばしている企業であれば、毎年の新規出店がストックのように売上を押し上げる絵が描けます
(もっとも、いずれスクラップ&ビルドが発生する点には注意が必要です)。

ストック売上が積み上がる企業は、既存ストックに対する追加コストが比較的少ないことが多く、売上高の成長率ほどには売上原価が伸びにくい傾向があります。
結果として、利益は売上以上のペースで拡大しやすく、株価にも好影響が期待できます。

さらに、ストック型企業を保有しながら常に一歩先の成長を見積もっておくことで、成長鈍化のサインを早期に捉え、業績に大きな影響が出る前にポジションを見直す判断もしやすくなります。

以上の理由から、ストック型ビジネスへの投資は、負けにくく手堅い運用につながると思っています。


記事へのコメントはX(Twitter)の記事更新の投稿のリプライにお寄せください。
株のブログランキングはこちら↓応援お願いします!
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
スポンサードリンク