サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。

資産を増やした株式投資家（私自身を含む）に対しては、「その手法に再現性があるのか」という論評がしばしばなされます。

すなわち、当人の主張やアドバイスどおりに運用したとき、同様に資産を増やせるのか——この文脈で「再現性がない」と評されることが少なくありません。

一方で、私が手掛ける“割安成長株”の個別株への中長期投資は、程度の差こそあれ再現性が比較的高いと考えています。
株価指標の面で割安であり、なおかつ成長性の高い企業に投資対象を絞っているからです。

売買タイミングが多少不適切でも、長期保有を前提にすれば、割安成長株は時間の経過とともに株価が買付価格を上回る可能性が高いと思います。
さらに、1銘柄への過度な集中は偶発的な不運に左右されやすいため、複数銘柄に分散しておくのが無難です。

割安成長株への中長期投資をその言葉どおり着実に実践できれば、成果は期待できるのではないでしょうか。

とはいえ、相場は暴騰・暴落など起伏の連続で、実際に“言葉どおり”を貫くのは容易ではありません。

その難しさは踏まえつつも、原則を守る姿勢、意識を持っておけば、きっと良い成績を作っていけると思います。