個人投資家としては、投資先の株価がなかなか上がらない、あるいは下がっている局面では、もっと株価を意識した経営をしてほしいと思いたくなります。
ただ私の経験則にはなるのですが、、経営者があまりにも「株価を意識しています」と前面に出してくる銘柄は、投資家の期待した方向にはなかなか進まず、むしろその後に業績の下方修正が出たり、決算で失速が明らかになったりして、株価がさらに下落するケースもありました。
実際に私が投資していたある銘柄でも、経営者が個人投資家向け説明会動画で「当社の株価はセクター平均よりPERが低い」「機関投資家からの評価が十分ではない」「今の成長ペースならもっと評価されてもおかしくない」といった趣旨の発言をしていました。
当時はそうした言葉に期待を持っていたのですが、その後の決算発表で前年同期比で減益に転落し、株価も大きく売られたため、私は損切りした経験があります。
こうした企業は、株価を強く意識するあまり、業績見通しそのものが営業目標のようになってしまい、本業の実力とかけ離れた高い目標を掲げてしまうことがあるのかもしれません。
もちろん、IR活動に積極的な企業は望ましいと思います。
ただ、株価を意識していること自体をアピールするよりも、本業の強みや競争優位性、そして今後の成長性を丁寧に説明している企業のほうが、結果的に中長期では株価上昇につながっていることが多いように思います。
株価は企業が決めるものではなく、市場に参加する投資家が判断するものです。
そして株価が安いのであれば、そこには何らかの理由があることが多いことを過去に損切りした経験を通じて学びました・・・。
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