株式投資を始めたばかりの方に向けて、今日は「自分の投資ルールを作ること」について書いてみます。
株式投資を行ううえで、自分なりの投資ルールを持つことは大事だと思います。
ただし、ここでいう投資ルールは、あくまで大枠の考え方であって、細かいマニュアルではありません。
例えば私の場合、割安成長株投資をしていて、あえて数値化するなら、売上高や営業利益が毎期2桁成長していて、それにもかかわらずPERが15倍以下の銘柄、というのをひとつの目安にしています。
ただ、その条件に完全に当てはまる銘柄だけを買っているわけではありません。
売上高や営業利益の伸び、PER、配当利回り、事業内容、今後の成長見通しなどを見ながら、総合的に判断しています。
考え方としては、割安成長株に投資するという軸を持っているということです。
株式投資では、損切り、利益確定、買うタイミング、売るタイミング、現金比率、投資銘柄の分散数など、決めようと思えばいくらでもルール化できる項目があります。
初心者のうちは、正解を知りたくなりますし、自分の投資ルールをきっちりマニュアル化、数値化したくなる方も多いと思います。
ただ、投資行動を細かくマニュアル化しすぎると、かえって不利になることがあります。
ゲームでいうところの縛りプレイのように、自分で自分の投資行動に制約をかけてしまうからです。
例えば、PER15倍以下しか買わないと決めてしまうと、成長性が高く、PER18倍でも十分に割安と判断できる銘柄を見送ることになります。
逆に、PERが10倍だから買うと決めてしまうと、実は成長性が乏しい銘柄ばかり拾ってしまうことになるかもしれません。
つまり、投資ルールは必要ですが、細かいマニュアルにしてしまうと、相場の変化に柔軟に対応しづらくなります。
また、マニュアル通りに投資するということは、自分の意思で考える部分を減らすことでもあります。
そうなると、株式投資をしていても楽しくありません。
株式市場は、過去と同じように動くとは限りません。
そのため、投資行動を細かいマニュアルで縛るのではなく、大枠の考え方だけ持っておけばよいと思います。
例えば、
割安成長株に投資する。
投資先の業績が悪化したら損切りを検討する。
損をしたら原因を確認して、次に同じ失敗を繰り返さないようにする。
このくらいの考え方を押さえておけば、最初は十分です。
あとは実際に投資をしながら、経験値を積んでいくことで、マニュアル化していなくても考え方の軸に沿った投資行動が出来るようになっていくと思います。
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