私は最近、銘柄探しにChatGPTやGeminiを活用しています。
興味を持った銘柄の成長性や株価指標面での割安度を調べてもらうだけでなく、今後の事業成長にあたってのリスク要因や競合、AIの進化による懸念など、自分では想定できていないマイナス要因も洗い出してもらうようにしています。
有価証券報告書などにも事業のリスク要因は記載されていますし、ChatGPTもそれらを参考にしていると思いますが、自分で都度探しに行くよりも、ChatGPTにまとめてもらうほうが簡単です。
プロンプトとしては、
「銘柄名(銘柄コード)が今後事業を成長させていくにあたってのリスク要因、AIによる懸念、競合などについて、リスクの強弱をつけて徹底調査してください」
などと入力し、ChatGPTであればThinkingモード以上で検索すると良いと思います。
たとえば私が保有する楽待(6037)で調査してもらった結果は以下の通りです。
| リスク | 強弱 | 見方 |
|---|---|---|
| 不動産投資市況・融資環境悪化 | 強 | 成長ストーリーの根本。金利上昇、融資厳格化、物件利回り低下で投資家の動きが鈍ると、問い合わせ・掲載需要に波及 |
| 競合サイトの物件数・加盟店獲得競争 | 強 | 健美家+LIFULL HOME’S不動産投資の統合により、物件数競争が激化 |
| 信頼性・情報管理・セキュリティ | 中〜強 | 不動産投資家の年収・資産情報を扱うため、漏えい・KPI訂正はブランド毀損リスク |
| AIによる検索・分析・提案機能のコモディティ化 | 中 | AIが物件分析や収支シミュレーションを一般化すると、差別化要素が薄まる |
| YouTube・SEO・外部プラットフォーム依存 | 中 | YouTube集客が強みである一方、アルゴリズム変更や再生単価低下の影響を受ける |
| 価格改定・加盟店単価引き上げの限界 | 中 | 高収益の裏側で、加盟店側の費用対効果が落ちると解約・出稿抑制につながる |
| 経営体制変更・採用強化の実行リスク | 中〜弱 | 創業者依存からの脱却はプラスだが、新社長体制で成長継続できるかは確認必要 |
| ドル建て社債など余資運用 | 弱〜中 | 事業リスクではないが、約40億円のドル建て社債保有は資本配分としてやや気になる |
今後の金利上昇により不動産市況が悪化したり、物件利回りが低下することにより問い合わせや掲載需要に影響することと、競合の存在が高いリスクとの診断結果となりました。
この辺は私自身、ある程度想定内の懸念要因でした。
個人的にはインターネット上のプラットフォームビジネスがAI検索の急速な普及で急激に陳腐化することを警戒していますので、同社が開示している「楽待」サイトのページビュー数などは四半期の開示でウォッチしておこうと思います。
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