先日、米国企業のマイクロン・テクノロジーが、AI向けメモリー半導体を手掛ける広島工場を拡張するという報道がありました。

この設備投資は総額1兆5,000億円で、政府が設備投資と研究開発に最大5,360億円を支援するとのことです。

米国企業の設備投資案件ではありますが、半導体工場の拡張には半導体設備や装置が必要になります。
そのため、東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)といった半導体製造装置大手だけでなく、私が保有する平田機工(6258)も、ウェハー搬送装置など関連設備を手掛けており、日本の関連銘柄にも幅広く恩恵がありそうです。

政府は国内半導体売上高を2025年の約8兆円から、2030年に15兆円、2040年に40兆円へ引き上げる目標を掲げていますので、今回の支援もその目標達成に向けた投資の一環と言えそうです。

私自身、これまで割安成長株への中長期投資の中で、製造業を積極的に投資先に組み入れてきたわけではありませんが、フィジカルAIやヒューマノイドの市場が拡大することを見据えて、NITTOKUや平田機工など、製造業関連の銘柄への投資を開始しました。

これらの銘柄は景気動向による業績変動が大きくなりやすい点には注意が必要ですが、円安により世界的に見ても日本に工場を構える採算が合いやすくなっていることに加えて、米国の安全保障上も、日本に製造拠点を構えるメリットは大きくなっているように思います。

今後、日本国内での製造業向け設備投資や生産活動が盛り上がることが見込まれる中で、少子高齢化により内需が縮小していく日本において、製造業関連は成長分野の一つとして投資対象の一部に組み入れておきたいと考えています。


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